アボカドは、糖質制限ダイエット中に食べてもいいと言われている「果物」。「野菜じゃないの!?」と思った方も多いかと思いますが、世界一栄養価の高い果物としてギネスブック記録に登録されたこともあるほどの、れっきとしたフルーツなのです。
その果実に含まれる糖質量は、1個(およそ140g)あたり1.3gという驚きの低さ!お刺身のようにわさび醤油で頂いたり、ディップ(クリーム状のソース)にしたりと、食べられる果物や野菜が限られてくる糖質制限ダイエット中でも、シーンを問わずに活躍してくれる食材です。
今回は、付けて良し、和えても良しのアボカドディップの基本的な作り方から、アボカドの食べ頃の見分け方、余ったディップを長期保存するコツ、さらにアボカドディップを使ったオススメの糖質制限サンドイッチのレシピをご紹介します。
アボガドディップの基本的な作り方
- 皮を向いたアボカドを、フォークやスプーンでペースト状にします。
アボカドの食感を残したい!という方は、荒目にざく切りしておきましょう。 - レモン果汁を小さじ一杯程度加え、よく混ぜ合わせます。
- 仕上げに塩コショウで味を整えます。
好みの味になるように、味を確かめながら少しずつ入れていきましょう。
クリームチーズ、ツナ缶、マヨネーズ、味噌、タバスコ、すりおろしにんにく…お好きな具材や調味料と混ぜ合わせて、ディップとしても、お酒のおつまみとしても、簡単にアレンジが楽しめるアボカドディップ。
ですが、基本のレシピとして忘れず入れておきたいのが、小さじ一杯のレモン果汁。
一度カットしたアボカドは、空気に触れると酸化して、鮮やかなグリーンからすぐに黒ずみはじめてしまいます。
この変色を防いでくれるのが、レモン汁、ライム汁やお酢など、酸性の果汁や調味料。アボカド一個あたり、小さじ一杯程度を混ぜれば、翌日になっても食欲を誘う鮮やかな色を失うことなく、お弁当用としてもぴったりなアボガドディップが作れます。
アボカドの皮をキレイに剥く方法は?
アボカドの皮を剥くときは、まず種に添って縦にぐるりと一周するように切れ目を入れてから、両手でねじって半分に割ります。
アボカドの種が取りづらい場合は、種のはいったアボカドを手に持ち、包丁を種に軽く突き刺してからそのまま包丁をひねって取り外しましょう。
半分に割ったアボカドを、さらに三等分に切り分けてから、皮の両端からペリペリとめくれば、皮に実を残さず、無駄なくキレイに剥がせます。
コンビニで買える『ブランロール』で作る、糖質制限サンドイッチのレシピ
ディップの食べ方で真っ先に思いつくのはトーストですが、糖質制限ダイエットに普通の食パンは糖質量からして不向き。「じゃあどう使えばいいの?」と思ったあなたに、おいしい食べ方をご紹介します!
11月22日から、ファミリーマートとRIZAPのコラボ企画で販売が開始された「ブランロール」は、”糖質オフ”なのに美味しい、手軽に買えて他の食品とも合わせやすいプレーンなパン、というダイエッターの夢を実現した超人気商品。ブランロールを半分に切り、アボガドディップとスモークサーモンを挟めば、食べごたえ満点の糖質制限サンドイッチの出来あがりです。
材料(1人分)
材料 | 分量 |
---|---|
ブランロール | 1個 |
スモークサーモン1枚 | 10g |
アボカドディップ | 20g |
レタス | 15g |
- エネルギー
- 170kcal
- たんぱく質
- 10.6g
- 脂質
- 8.6g
- 糖質
- 14.7g
食べ頃のアボカドの選び方と保存方法
ディップに使うアボカドは、できるだけ完熟したものを選びましょう。
アボカドの成熟具合を見た目で判断する場合、皮が青に近いほど若く、茶色に近くなるほど熟して食べ頃の目安になります。
もしアボカドを切ったあと、まだ固く熟していない事に気付いても大丈夫。
皮の青みが残ったアボカドなら2分間、茶色くなったアボカドなら1分間を目安にレンジでチンするだけで、アボカドディップにぴったりな食べ頃の柔らかさまで調整できます。まだ固くて安いアボカドを買い溜めたときも、熟すまで待たずにアボガドディップが楽しめる、覚えておくとお得で便利に使える豆知識です。
一度切ったアボカドの保存期間(賞味期限)の目安は、およそ2日間。でも、一度で食べきれずに残ってしまうこと、ありますよね。
実は、ペースト状にしたアボカドディップなら、冷凍保存もできるのです。
食べきれずに残ったディップを少しずつ小分けにして、フリーザーパックやラップに平らに包んで冷凍すれば、1ヶ月以上も保存が可能なのです。使うときは、室温で1時間くらい自然解凍するだけでOKです。食べ頃まで熟したアボカドを、そのままの状態でいつでも好きなときに食べられますよね。糖質制限ダイエット中の方はもちろんですが、ぜひ様々なシーンでアボカドディップを作ってみてくださいね。