
- 糖質
- 3.9g
暑くなってくると、「なんだか身体がだるい」「疲れが取れない」と感じる人は多いのでは?そんな夏バテ気味の身体にぴったりなのが、今回ご紹介する生姜のスープ。生姜の代謝アップ効果とピリっとした味わいが、疲れた身体に喝を入れてくれます。また、冷房を使う季節になると、手や足の冷えが気になるという人は多いもの。身体を温める作用を持つ生姜を使ったスープは、そんな人にもおすすめです。夏バテや冷えなど夏特有の身体の不調を解消して、暑い季節を健やかに乗り切りましょう。
夏に嬉しい生姜スープのレシピ
4人分 材料 ※栄養価は1人分で表示
材料 | 分量 |
---|---|
水 | 500ml |
鶏ガラスープの素 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ2 |
塩・こしょう | 少々 |
卵 | 1個 |
絹豆腐 | 150g(3個パックの豆腐のうち1個) |
ほうれん草 | 3束 |
生姜 | 10g |
- エネルギー
- 63kcal
- 糖質
- 3.9g
- たんぱく質
- 5.0g
- 食塩
- 3.8g
- 脂質
- 2.7g
作り方
- 鍋に水、醤油、鶏ガラスープの素、塩・こしょうを入れる
- (1)が沸騰したら溶き卵を入れる。一口大にカットした豆腐を入れる
- ほうれん草は5 cm幅にカットし600Wのレンジで1分加熱する
- (3)を鍋に入れ一緒に1~2分ほど煮る
- 鍋の火を止めて生姜をすり下ろし、鍋に入れる。軽く混ぜ合わせて完成!
(※RIZAPwebより引用)
プラス一手間でさらに生姜の風味・栄養価をアップ!
生の生姜をそのまま使うだけでももちろんいいのですが、さらに生姜の風味や栄養価をアップさせたいなら、天日干ししてから使うのがおすすめです。 やり方はとっても簡単。適当な大きさにカットして、ザルなどに並べて日当たりの良い場所で半日ほど干し、乾燥させるだけ。 こうすることで味や香り、栄養価がギュッと凝縮され、生姜のいいところをさらに引き出せます。
こんなアレンジレシピもおすすめ!
今回のレシピではほうれん草のみを使っていますが、冷え対策にポイントをおくのであれば長ネギを加えてみましょう。 長ネギには、アリシンという血流改善をサポートする栄養素が含まれているため、冷え性の予防・改善が期待できます。
生姜スープなら、生姜の栄養をたっぷり摂取できる!
生姜スープの良いところは、生姜を具材として使用するため、栄養をたっぷり摂取できるという点。 生姜は昔から冷え対策や風邪予防などに良いといわれていますが、薬味として使われることが多いため、一度に摂取できる量はわずか。 そこでおすすめなのが、今回ご紹介したスープのように生姜をたっぷり使える料理なのです。
生姜に含まれる3つの有効成分で、体質改善!
生姜の有効成分として代表的なものは、ジンゲロール・ジンゲロン・ショウガオールの3つ。
ジンゲロール
ジンゲロールは生の生姜に含まれる成分。生姜特有のあのピリッとした辛味は、この成分に由来しています。 ジンゲロールには、血管を拡張させて血流を促進させる働きや、殺菌作用、免疫力向上をサポートする作用があるといわれています。 そのため、冷え性や血行不良から来る頭痛や肩こり、腰痛、免疫力低下によるだるさや体調不良、疲労などの改善効果が期待できます。
ジンゲロン
ジンゲロンは、加熱や乾燥によってジンゲロールが変化した成分です。
ジンゲロンが持つ効能に加えて、高い発汗作用や身体の末端に熱を運ぶ作用を持っています。 今回ご紹介した生姜スープを飲むと身体がポカポカしたり汗が出たりするのは、このジンゲロンによる働きです。 また、ジンゲロンには強い抗酸化作用があるため、老化予防や生活習慣病予防、美肌などにも良い影響を与えるといわれています。
ショウガオール
ショウガオールも、ジンゲロンと同様に、加熱や乾燥によってジンゲロールが変化した成分です。 この効能として特に注目すべきは、身体を温める効果。ショウガオールには、身体の深部で熱を作り出し、長時間かけて身体をじわじわ温める作用があるといわれています。 この働きによって新陳代謝がアップするため、効率的なエネルギー消費や脂肪燃焼が期待でき、ひいてはダイエット効果に繋がるとされています。 これら3つの効能によって、夏バテ症状や冷え性の改善や、風邪予防、ダイエット効果などが期待できます。 健やかで美しい身体づくりを目指す人にとって、生姜は強い味方だといえるでしょう。
健やかで美しい身体づくりのために生姜スープを
いかがでしたか。暑い季節には熱い生姜スープを飲んで、夏バテや冷えに負けない健やかな身体づくりをしましょう。