きのこは、筋力アップしやすいビタミンDがたっぷり。秋の旬な料理との相性もよいですよね。きのこと言ってもたくさんの種類がありますが、今回は中でもビタミンDが多く含まれている、秋の旬の味“まいたけ”の魅力とおすすめレシピ、調理のコツをご紹介します。
まいたけはビタミンD含有量が豊富
まいたけは、見つけた人が舞い上がるほど喜んだことから名付けられたと言います。ビタミンDがたっぷり含まれていることから、ダイエットやトレーニングの味方として注目を集めています。
ビタミンDは筋肉のはたらきをよくしたり、肥満を予防したりする栄養素です。きのこにはたくさんのビタミンDが入っていますが、まいたけは100gあたり780mgのビタミンDが含まれています。しめじの1.6倍、しいたけの約2.5倍と、他のきのこよりも豊富に含まれているのです。
また、まいたけは免疫機能の回復を促すはたらきがあると言います。これは、βグルカンという多糖類の役割ですが、がん細胞の増殖によい影響を与えると言われています。さらに、βグルカンは食物繊維と同様、腸をキレイにする効果もあります。
ビタミンDとたんぱく質を効率よく摂る方法
ビタミンDがたっぷり入ったまいたけを食べるとき、栄養をしっかり摂りたいなら油で炒めるのがおすすめ。ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、油といっしょに調理すると吸収効率がアップするからです。では、トレーニング後にもピッタリな、まいたけを使ったレシピを見てみましょう。
材料 (1人分)
材料 | 分量 |
---|---|
鶏もも肉 | 1枚 |
まいたけ | 1/2パック |
ねぎ | 1本 |
バター | 適量 |
塩コショウ | 適量 |
ポン酢 | 適量 |
作り方
- まいたけの根元を切る
- ねぎを5cm刻みで切る
- フライパンにバターを敷き、食べやすく切った鶏もも肉を焼く
- 鶏もも肉に焦げ目がついたらまいたけを入れ、塩コショウとバターを加えて炒める
- ねぎを入れ、しんなりするまで炒める
- 完成、適量のポン酢をかける
調理のポイントは加熱時間
まいたけは基本、火にかけて調理をしますが、このとき、まいたけの食感を残すためには、できるだけ加熱時間を短くするのがおすすめ。ちなみに、まいたけを汁物や鍋物に使うときに汁が濁ることがありますが、まいたけの栄養が溶け出しただけなので捨てないようにしてください。
まいたけは、ビタミンDやβグルカンなど、ダイエットやトレーニングの味方になる栄養がたっぷり。油と一緒に摂取すると吸収効率がアップするので、炒め物にして食べるのもオススメ。秋の味覚を味わいながら健康を目指す方は、ぜひ意識して食べてみてくださいね。