ライザップの管理栄養士がいろいろ試してみました★
味つけ、風味づけ、うま味をプラスするなど、種類も豊富で使い勝手のよい調味料。
食べあきた時もひと振りで味をガラリと変えられるので、うまく活用すればレパートリーを増やす強い味方になります。
幅広く活用できる
糖質オフ・クッキングはシンプルに焼く・茹でる・蒸すなどの調理方法で、素材の味をいかす薄味が原則。
そのため、調味料を上手に使い塩分を控えめにしましょう。砂糖はNGで、マヨネーズは少量にして味つけ程度に。
パンチを効かせて
刺身には通常、しょうゆとわさび(またはしょうが)ですが、オリーブオイル+粒マスタード+塩・こしょうにすると、イタリアンのカルパッチョ風に。
しょうゆ+ごま油+塩・こしょうなら、またいつもと違う味つけに。
ちょい足しにも便利!
煮ものにはしょうゆなどを控え、だしを効かせてごまを振るなど味に深みをもたせる調理の工夫を。
基本の調味料をベースに、香辛料を加え、青のりや炒りごまなどをプラス。これらの組み合わせを変えれば、バリエーションも満足感も増します。
代謝アップ効果のある調味料
不要なものを排出して体はすっきり!
代謝は古いものが新しいものに生まれ変わること。代謝力が高い人ほど太りにくい体質になりますので、日頃からの食事で気を配りましょう。血液循環もよくしてくれますので、冷え性の解消にもオススメです。
例えば、消化力を整え、便秘解消効果もあるコリアンダー、コンディションを整えるローズマリーやミント、肝臓の解毒作用を助ける効果のあるニンニクなどがあります。
脂肪燃焼効果のある調味料
体内の脂肪燃焼を後押しする。
ダイエットのためには余分な体脂肪を燃焼させることが不可欠です。食事だけで痩せることは難しいですが、きちんとしたトレーニングをした上で、脂肪燃焼効果のある調味料などを活用すれば、代謝を刺激してダイエットを後押ししてくれます。
特に脂肪燃焼効果を持つ辛味成分・カプサイシンは、唐辛子や豆板醤に含まれています。運動前に摂ると、燃焼効率を上げられます。
糖質が意外と多い調味料
知らずにたくさん使っていたら大変!
1位は焼き肉のタレです。砂糖やブドウ糖を大量に使い甘味を強めているので、糖質オフには使えません。
2位の中濃ソースは成分の3割くらいが糖質というものもあり、やはりNGな調味料。
3位のケチャップは、中濃ソースと同程度の糖質量で、大さじ1杯で角砂糖1個分に相当します。他に、テンメンジャンやコチュジャンも糖質が多いので使用は控えて。
低糖質なのはどっち?
★マヨネーズ or 低カロリーマヨネーズ
ダイエット中は低カロリーや低脂肪のものを選びがちですが、脂質を減らして糖質が増えていつことがあるので、普通のマヨネーズを選んで。
★穀物酢 or 米酢
米酢の原料は米、穀物酢の原料は小麦胚芽やハトムギなどの穀物。原料の糖質量が醸造した後も影響するため、穀物酢の方が低糖質です。
組み合わせれば一段と…
味のバリエーションUP!
誰でも好みの味があるので、味への挑戦は敬遠しがちですよね。
でも、ダイエット中に新しい味に巡り会えたら、味覚の世界が広がるキッカケにもなります。
積極的に未知なる味へトライしてみましょう!