ふくらはぎをもむといい理由って? その方法とは?

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ふくらはぎをもむと健康になる、長生きする…と話題になりましたが、みなさんはなぜふくらはぎをもむことが健康につながるのか、知っていますか?普段、あまり意識することのない部位だからこそ、そこに隠された健康への秘訣!気になりますよね。

長生きと聞くと、まだまだ若いからあまり考えていないという方もいるかもしれません。しかし、冷えの改善、代謝アップ、ダイエット効果などがあると聞くとどうでしょうか?今からでも実践してみたくなりますよね。この気になる、ふくらはぎのもみ方とその効果を詳しくご紹介します。

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ふくらはぎは第2の心臓?

心臓からカラダ中に送り出された血液は、“ふくらはぎの力”によって再び心臓に戻ってくるということを知っていましたか?
心臓は、血液をカラダ中に送るポンプの役割を担っていますが、下半身に集まった血液を重力に逆らって心臓に戻すには、かなりの負担がかかります。そこで心臓の負担を少なくするために、働いてくれるのがふくらはぎです。ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩(しかん)し、ポンプの役割を果たしてくれ、下半身に溜まった血液を送り戻してくれるのです。

ふくらはぎをマッサージすることで得られる嬉しい効果

  • 体温が温まり、免疫力アップ
  • むくみ解消
  • 腰痛、肩こり。ひざ痛の改善
  • 月経トラブルの改善
  • 血圧の安定
  • 自律神経のバランスが整う
  • 不眠の解消
  • 体脂肪が燃えてスリムに

など

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基本のストレッチとマッサージ

基本のストレッチ

ふくらはぎを伸ばす

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  1. 脚を伸ばして床に座り、どちらか片方のつま先を持つ。
  2. 息を吐きながらつま先を手前にひっぱり、ふくらはぎを伸ばす。
  3. 息を吸いながら元に戻し、これを左右数回ずつ行う。
手が届かない場合

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タオルを脚裏にひっかけて、つま先を手前にひっぱりながらふくらはぎを伸ばす。

さらに効かせたい場合

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仰向けになって引っ張る方の脚裏を天井に向けて引っ張る。

どれも難しい場合

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脚をまっすぐに伸ばして床に座り、つま先は天井を向ける。
つま先を向こう側に倒したり、手前に倒したりするのをゆっくりと繰り返す。

基本のマッサージ

内側、外側、中央それぞれの筋肉を刺激する。

中央と内側
  1. 腰を床の上におろして、足を前に伸ばす。片方のひざを曲げ、足の裏が上を向くように足先を手前に引き寄せる。
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    両手の親指の先を重ね、体重をかけながら、ふくらはぎの内側の筋肉の骨の際沿い内くるぶしからひざに向かって、ゆっくりと押していく。中央も同様に行う。
外側
  1. 腰を床の上におろして、ひざを立てた状態で行う。
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    両手の親指の先を重ね、体重をかけながら、ふくらはぎの外側の筋肉の骨の際沿い内くるぶしからひざに向かって、ゆっくりと押していく
POINT
  • イタ気持ちいいと感じるくらいの強さで押す
  • 湯船の中でおこなうとさらに効果アップ
  • 妊娠中の方は強く刺激しないよう注意しましょう

手で押さえるのが難しい場合や、面倒だな…と感じたときには、寝転がった状態で、片方のひざにふくらはぎをのせて刺激するのもおすすめ。就寝前に行うと、脚が軽くなりぐっすりと眠りにつけるはず。座り仕事、立ち仕事が多い方などもぜひ意識してふくらはぎを動かしてみてくださいね。

監修者プロフィール

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杉浦直行
株式会社きらきらグループ代表取締役
すぎうら接骨院院長
日本電気治療協会 理事

1982年生まれ。静岡県出身。
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