腸の働きが悪く“便秘”に悩む方も多いのではないでしょうか。いつものことだから…とあきらめないでください。お腹が張って硬くなってしまったところがあれば、“腸もみ”の出番!へそまわりにあるツボを刺激しながら、腸内に溜まっている老廃物や水分をしっかりともみほぐし、小腸や大腸を活性化させましょう!そうすることで、むくみ解消や、代謝アップに繋がります。今回は小腸の腸もみについてくわしく紹介します。
小腸をもんで、むくみ解消!
ちょうどおへその下あたりに、小腸があります。おへそのまわりをさわってみて、硬かったり、冷たかったりしませんか?硬い、冷たいと感じる方は小腸の働きが弱まっている証拠です。食事のバランスが悪い、睡眠時間が短いなど、自律神経のバランスが崩れると小腸の働きは弱まります。小腸の働きが弱まってしまうと、血液やリンパの流れが悪くなり、カラダが冷える、代謝が落ちる、むくみなどの不調の原因に…。しっかりと刺激して、滞りをなくすようにしましょう。
おへそのまわりを時計回りに押す
あおむけに寝転がり、両膝を立てる。人さし指、中指、薬指の3本を使っておへそのまわりを10時の方向から時計回りに5~6秒ずつ押す。このとき、呼吸は止めずに行いましょう。
ツボを刺激してデトックス&代謝アップ
数字の順番でツボを刺激
あおむけに寝転がり、両膝を立てる。中指の腹などを使っておへそのまわりを写真の数字の順に、5~6秒ずつやさしく押し、3周する。呼吸は止めずに行いましょう。
①水分(すいぶん) 位置:へそから親指1本分上
リンパ、血流をよくし、老廃物の排出を促してくれるのでむくみの解消に効果的
②天枢(てんすう) 位置:へそを中心に、左右に指幅3本分横
腸の働きを活発にし、老廃物の排出を促してくれます。
③気海(きかい) 位置:へそから指2本分下
全身のエネルギーをつかさどるツボ。代謝をあげ、消費しやすいカラダにしてくれます。
★中かん 位置:へそから指4本分上
腸より少し離れますが、脂肪燃焼に効果的でダイエットにおすすめのツボを紹介します。胃の働きをよくし、だるさ、髪のトラブルにも効果的です。カラダの中心にむかって3~5回ゆっくりと押すと痩せやすいカラダに!
腸もみをするときは、始める前に蒸しタオルなどで腸を温めておくのもおすすめです。呼吸は止めずに「押すタイミングで息を吐く」のもポイント。朝起きたときに、腰をそらせ、お腹をグーッと伸ばすようなストレッチを取り入れるのもよいでしょう。毎日行うことで腸力アップ&代謝アップ!が期待できるので、ぜひ続けてみてくださいね。