みなさんは顔のストレッチをしていますか?しなやかで、不調やケガのないカラダをキープするために、カラダのストレッチを行っている方は多いと思いますが、実はカラダだけではなく顔も同じなのです。顔にもたくさんの筋肉があり、動かしてあげないと表情がかたくなる、たるむ、血流が悪くなる…などの原因になってしまうそう。たったの10秒でできるストレッチなので、ぜひやってみてください。
顔の筋肉をほぐそう
顔には約20種の小さな筋肉が縦、横、ななめの方向に通っており、これらを総称して“表情筋”とよびます。表情筋は目や口、鼻などを動かす役割を担っていて、私たちが豊かな表情をつくり出せるのも、この表情筋のおかげなのです。
顔もカラダと同じで、この筋肉をしっかりと動かさなければ表情がかたくなる、血流が滞るなどの原因になるので、しっかりとストレッチをしてほぐす必要があります。
小顔になる顔ストレッチ
首の左右には1本ずつリンパ本幹があり、鎖骨下静脈と合流します。鎖骨周辺のリンパの流れがよくなると、顔から首にかけてのむくみ緩和に効果があります。
- あごはひかずに顔を正面に向け、左右同様に親指であごの下あたりを押さえる(親指であごの骨をひっかけるイメージ)
- あごを天井にむけるようにしながら親指をぐっと上に押し上げる
- 首の筋肉を伸ばすように意識し、そのまま10秒キープする。
POINT
首には“胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)”という、首を曲げたり回転させたりする筋肉があります。その筋肉をしっかりとストレッチして伸ばすことでリンパの流れがよくなり、フェイスラインが引き締まります。
目の下やほおのたるみを解消するストレッチ
表情筋をストレッチして、いきいきとした表情をつくりましょう
- 顔の中心にむかっておもいっきりすぼめ、全体の筋肉を収縮させる
- 目を見開き、口も大きく開け、顔全体の筋肉を外側に広げるように伸ばす。これを5回繰り返す。
POINT
目のまわりの“眼輪筋”を鍛えることで目じりのシワを薄く、口のまわりの“口輪筋”を鍛えることでほうれい線を薄くします。
顔は見た目の年齢やその時の体調など、相手に一瞬で印象を与える重要なパーツです。若々しく、元気な印象を与えられるようにぜひ毎日続けてみてくださいね。